ピアノの森
あまり期待しないで観たんだけど、とてもよかった。ピアノという楽器を通して、少年達の成長、それだけではなく、彼らを取り巻く一癖も二癖もある大人たちの物語もきちんと描かれていた。単なる少年時代の話だけではないというところが評価に値すると思う。
私も昔ピアノを習っていて、その時のことが被った。私はコンクールではなくて発表会レベルだったけど、それでも本当に緊張したもんなあ。
便所姫の気持ちが良く判る。便器に座ってウェンディを携え、ピアノを弾きながら空を飛んでいくシーンは本当にぐっと来た！
私もあの時にウェンディがいてくれたら間違えなかったかも！なんて妄想も湧きましたわ。笑
最初は修平の物語なのかと思って観ていたら、違うんだね。副題を読んでも、実は海の物語なんだね。コミックでは彼らはもう随分成長しているようなので、その後も追ってみたいと思った。
ついでにMADHOUSEも追いたいと思った。とりあえず次は時をかける少女かな。
去年からずっと思っているんだけど、ご多分に漏れずもう一度ピアノを習いたいなあと。ピアノの森を見て一層その思いが強くなった。
