大阪ハイエンドオーディオショー2008の感想
大阪ハイエンドオーディオショーに行って来ました。
大阪は、心斎橋にあるハートンホテルを全館借り切っての開催です。そんなに広いホテルではないですが、熱気でむんむんでした。
HP制作の下準備という意味合いもあったので、来客と各ブースのプレゼンテーションの仕方を観察しました。
オーディオマニアと言われる人たちも、意外と自分の哲学を持っている人は少なく、外的要因に翻弄されているのではないかと思いました。その証拠に、安めのアンプ(この業界にあっても、ご時世なのでしょうね)、批評家の講演会に人気が集中していたように思います。
何千万円もするようなオーディオを前に、公演する批評家、そして熱心に聴き入るマニアたちを見て宗教めいたものを感じ、背筋に少し冷たいものを感じました。そこで私は腕組をして、うーんとうなってみたりして。ふふ。
一つ驚きだったのは、どのブースもあまり選曲が良くないということです。好き嫌いはあれど、なぜ今の時代に、では次にボーカル物をかけますね、といってかけるレコードがオリビア・ニュートン・ジョンなんですか・・・
あと、よく判らないフュージョン系みたいな音楽も多かったように思います。
もさすぎ。。。
魅力が半減しているように思いました(じゃあ自分の音源持って行け、っていう話になるんでしょうけどね)。
私は、メースという販売代理店が出していたブースにあったHarbethのスピーカーと、Ortophoneのスピーカーが気に入りました。どちらも一本7-10万と、手が出そうなくらいの価格でしたが、好きな音でした。
特にOrtophoneのブース(ビジネスホテルの一室)は、プレゼンテーションも素晴らしいと思いました。選曲も素敵だったし(ハリー・ベラフォンテのカーネギーホールのライブ、あんまり素敵なのでCDを探し中)ラックスマンのブース(宴会場!)に匹敵するほどの生花が飾ってありました。
広くはないですが、五感が刺激される素敵なブースでした。ブース賞があるとすれば、確実にOrtophoneが受賞です!(ベストバイ賞は間違いなくHarbethですね。)
デジカメで写真を撮ってきたのですがデジカメが出張中で手元にないので、戻ってきたら写真もアップしようと思いまーす。